フィリピンでの車椅子のリサイクル活動の難しさに直面しています

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年初からの最大の課題であった同国でのリサイクル活動が遅々として進まないことで苦悩しているのですが、考えてみるとその理由は事前に想定して慎重に準備して対応するべきなのに、かなり浅薄で性急なことを私は考えていたように今になって反省しています。

それは、児童の身体的な成長で小さくなった車椅子をよりサイズの大きな車椅子と交換することが、迅速に進行していないことです。使い古された車椅子がすぐに戻って来ないのです。使い古された車椅子が容易に回収されて、清掃・整備・修理を施す予定の作業場に到着しないという現実を予想していなかったからです。

その原因が何であるのかをフィリピンのパートナーがしっかりと把握できておらず、単純に到着を待っているだけで、時間が無為に経過してしまっています。なぜ、使い古された車椅子が戻って来ないのかを正確に調査していないと言わざるを得ません。各地に配布して、障害児の使用に供したはずの車椅子の所在場所、すなわち、把握しているはずの彼らの居住場所をしっかりと記録できていなかったのか、各地で受取り障害児童の自宅などに届けてくれた施設(サブパートナー)の管理体制がずさんであるからなのかの実態調査なり確認にまで追及の作業が出来ていないのかを把握していない可能性が高いのだと考えられます。障害児の家庭に配布した後の3〜5年間の管理状況が不十分であったのかもしれません。 [続きを読む...]

今日は、また、往復5時間余を掛けて車椅子の整備の月例会に行って来ました

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行って来ました創業者の一人として大活躍した友人が急逝した後、私が、当のNPOで最年長になってしまったので、その行方が気になって、病身の妻の朝食を作ってから、自宅を後にしました。

今日はボランティアが70名余も集まってくれ、車椅子の整備作業が捗(はかど)りました。何故か、最近は、参加者が目立って増加気味です。口コミで近所のロータリークラブの会員や高校生や大学生、そして、小学生までが集まってくれます。口コミとホームページが人々の関心と興味を誘うのかもしれません。

神奈川県下の特別支援学校から車椅子関連機器22点を受領しました

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酷暑の中で、学校関係者の応援を得て子供用の通常の車椅子に加えて、立位訓練機器、ウォーカーなども頂戴して来ました。

この学校は、元PTA幹部メンバーが今でも当会の活動をサポートしてくださるので、毎年のこの時期、すなわち、一学期の最終日近辺で、譲渡の連絡をいただき、私が立会いに出掛けるのが常なのです。公立学校なので、職員の定期異動とPTA役員の例年の改選がせっかく築けた人脈を切らせがちなのが悩みなのですが、一時期のPTA役員が引退しても応援くださると、こうして車椅子の入手が継続できるので、本当に有難いです。

今日は、カーシートが4台含まれました。カーシートとは幼児を自動車に乗せて移動する際の座位保持用のクッション付きの椅子ですが、海外では肢体障害児の家庭で自家用車を保有する例が極めて少ないので、「車椅子に関連しない機器」として、譲渡される対象から外れていなかったのですが、フィリピンなどでは、障害児施設がカーシートを自家製車椅子の母体として利用する事例を私は確認しているので、そうした施設に寄贈する積りで貰い受けて来ました。

今日の車椅子の整備のための例会で80人以上の参加がありました

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参加者の斬増が最近の傾向でしたが、現下の酷暑の天候にも拘らず、有史以来の最高数を記録したのは驚異であり、また、有難いことです。それだけ参画への興味がましたいることだろうと素直に嬉しくなりました。

減退傾向であった「寄付金の集まり」と「車椅子の集まり」まで止まって来たようですから、このNPOの事業環境が好転して来たのかもしれません。何だか、先日逝去した創業者の一人がこの動きを起こしてくれたのかもしれません。

今週の木曜日に車椅子の譲渡を得るために鎌倉に出掛ける際にこの数年間熱心に応援してくれている女子大学の女学生ボランティアたちが私に合流して、最近の会の活動の様子を譲渡主の肢体障害児の保護者と学校職員に説明をしてくれる予定をしているのですが、今日の例会の際に、その打ち合わせをしました。

今日は朝8時半に拙宅を出て、帰宅が午後7時半になりました。

子供用車椅子の海外寄贈活動の立役者が急逝しました

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海外の肢体障害児の使用に供するための車椅子の海外への寄贈を可能にした功労者を失うことになったのは非常に残念です。腎臓の一つの摘出手術を数年前にしていたのですが、何やら腰だとか背中が痛くなったとのことで最近は動きをスローダンしていたのですが、神奈川県立がんセンターに検査入院したのが長引いていました。見舞いに行きたいと申し出たのに対して、「そこまでしてくれねばならないほど大げさなことではない」と言って当人が強く拒んだので、控えていたのです。

体重が減って痩せて来たとの噂も聞いていたので、「かなり悪いのでは?」と懸念していた矢先の訃報でした。昨日の午後2時に息を引き取ったとも、直接の死因は心臓発作だとか呼吸困難だったとも聞かされたので、何れにしても衰弱して来ていた体を支える器官が負担に耐えかねたようです。

享年80歳とのことなので、馬力のあった彼も歳並みに体が消耗していたのでしょう。

通夜の営みのない告別式だけの外向きの葬儀が来週27日に予定されました。

冥福を祈るばかりです。当のNPOの活動での変化は不可避です。

子供用車椅子の海外寄贈の目指すべき方向を提言しました

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先日の3泊4日で比国に出掛けた意味について、比国への寄贈を担当する者として、、NPOの仲間たちに対し、ようやく声高にPRできそうな局面を作り出したという達成感を抱いています。出張報告書を会のホームページの第一面のトピックスとして掲載しました。 http://kaigaikurumaisu.org/
このブログでも時々説明して来ましたが、子供用車椅子の海外寄贈活動で最も大切で、そして、手間の掛かることが、この種の車椅子は受益者に一度提供したら、それだけで、その活動が完結しないという課題が始まります。何故ならば、大人用の車椅子と異なり、子供用の小さな車椅子を使用する児童は、3〜5年の時間の経過と共に成長する彼らの肢体にその車椅子が合わなくなってしまい、彼らの生活が安楽ではなくなることが始まるからです。
経済的に貧しい親でも子供の成長は嬉しいもので、大きくなった肢体に合う衣服を買い与えて喜びを感じるものですが、日本では、小型の車椅子は高価なのですが、その価格の90%を公的資金、即ち、国民の税金で支援する制度が確立され、子供達の不自由さをかなり軽減しています。そして、更に、彼らが成長して肢体が大きくなった時に、公的機関に申請すると、サイズが大き目で肢体に合致する車椅子を新たに入手することが可能になっています。 [続きを読む...]

帰国後の疲労は消えましたが急激な寒気に体調が変化し風邪気味です

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NPO幹部へのマニラでの活動報告書を提出し、一部をNPOのホームページに掲載するための原稿作成を終わりました。

その内容はすでに先日のブログに書いたものとほぼ同じですが、関連の写真の一部を、ここに掲載します。

帰国後の初春気候への逆戻りで、風邪を引いてしまったようです。


かなり過密な予定を消化してマニラから帰国したところです

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3日からの3泊4日の日程でしたが、連日朝8時にホテルを出発して夜10時ごろまで車椅子の問題や課題に取り組むことができました。初日は現地に午後8時ごろに到着しましたので、2日目からが活動となりました。

訪問の目的である子供用車椅子が使用されている状況、現地で使用済みの車椅子の状態、それらを清掃・修理・再生する技能講習を第2日目と3日目に行いました。

まず、午前8時にホテル発。9時に現地での整備・再生作業上での作業についての講習会を開始。昼食を含んで午後3時過ぎまで継続。折からの悪名高い交通渋滞を押して午後4時半ごろに現地パートナーである財団の本部事務所で打合せ。6時半から財団の会長と会食。会長宅に立ち寄った後に9時半ごろにホテルに帰りました。

翌日も、午前8時にホテル発。当日は車椅子の寄贈相手の障害者施設、3箇所を訪問し、寄贈済みの車椅子の状態を点検。使用上の問題点、日常管理上の問題点、寄贈社側としての当会での要配慮課題などを抽出し、理解を深めました。

3日目は帰国日でしたが、私以外の二人の役員にとって初めてのフィリピン訪問でしたから、午前9時から2時間半を使って、2箇所の自転車と部品の販売店を訪問し、タイヤや車輪など補修部品の現地調達の可否を調査しました。そして、太平洋戦中の比国陸海の激戦での米比軍人数万人が埋葬されているユニークな合同墓地とスペイン占領下で建てられカトリック協会内に保存されている珍しい竹製パイプオルガンを拝観をしてもらってから、マニラ空港から帰国の途に着きました。

訪問した上記の施設は、先ず、肢体障害者の大多数が社員と役員であるというフィリピンでの最大の車椅子メーカーでしたが、車椅子以外にも収入を得るために、学校と薬品会社から受注している木製の学習机と椅子や薬の袋詰めなどの手作業の仕事をしていました。車椅子の製造場所での作業内容や機会などは車椅子製造会社社長の理事が細かく見られていました。

次に訪問したのはCBR(Community-Based-Rehabilitation)施設で、土曜日であるのに、5組の障害児家族が待っていてくれて、学習の様子や車椅子の使用状況を観ました。タイヤの空気抜けの例は、全て、日常管理がされていなかったことが原因でした。

3番目に訪問した施設は、所謂、孤児院であり、高齢者を含めて616人が収容されているとのことでした。政府系の公的施設の例に漏れず、生活環境はあまり良くないところです。受ける車椅子の寄贈は多いが、孤児10名に担当職員1名の配備となっていて、車椅子の維持管理に手が回らないのも事実です。

3施設の状況から判断すると、タイヤから空気が抜けている原因は、例外なく、虫ゴムの劣化と溶解であり、熱帯気候がそれを早めたものと推測できます。この時期に全ての車椅子を対象とする虫ゴム交換を施すべきであると確信しました。2つの車椅子のタイヤの外側のゴムが摩耗しているので、それらの交換が必要であると確信しました。

連休の真ん中に比国マニラに出掛けて理想の実現を図る準備を始めました

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荷造りもせねばなりませんが、その前に現地で交わす覚書の原稿を作っています。今回は、日本で清掃や調整と修理を施さないで中古の車椅子を集めたままで、フィリピンに寄贈して、現地で日本で行っているのと同じような作業を施して、現地の肢体不自由児童の使用に供するという形態を導入できる準備が整って来たので、このような新型の「海外に子供用車椅子を送る事業」を展開するための手順などに関して、しっかりとした連携作業を行うための合意を正式に取り付ける目的なのです。

去る2月に私が現地に出掛けて実際の作業を現地の担当者たちと実施して、「これなら出来る」との確信を得て帰国したことを引き継いで、日本でそうした作業を監督し、その作業の結果の最終確認を担当している車椅子工場の社長(NPOの理事ですが)と、会の会長に同行してもらって、実情を見てもらって、正式にこのような現地での清掃・修理などの再生作業を推進できるようにする予定です。そのことを現地のパートナーである財団のトップとも確認し、こうした活動を共同で可能にしてもらうことへ協力に感謝の気持ちを当方の最高責任者から伝えてもらおうと考えています。

これにより、長年期待して来た私たちの夢、すなわち、「日本で粗大ゴミとなっている『中古の子供用車椅子』を再生して海外に送って、そこの肢体不自由児童の使用に一次的に供して、3〜5年経過したら使用者である児童が目出度く成長して肢体が大きくなり使えなくなって、そこで車椅子が放置されてしまう。それを回避して、現地で再生して、他の障害児童の使用に供したい。それをしないで粗大ゴミ化する車椅子を放置すれば、私たちの奉仕活動は不完全で一次的な自己満足、偽善に終わってしまう。更に一歩進んで、その国で中古の車椅子に清掃・整備・修理を施して、別の障害児の使用に供すことのできるリサイクル体制を作れば、無策なままの放置を回避できる、そのような納得性のある理想を実現すること」が可能になるのです。そして、私たちの活動のために幾つもの団体や個人の受け取る寄付金や助成金に込められた篤志に、胸を張って応えられることにもなるのでしょう。

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子供用車椅子メーカーの社長とゴールデンウイーク中の渡比を決めました

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私は先の2月に渡比して現地に寄贈して使い古された子供用車椅子を清掃・整備する体制を作り上げましたが、最終検査工程を専門家の手によってしっかりと確立したいので、是非とも現地に出向いて担当者を指導して欲しいと、かねてからNPOの理事である子供用車椅子のメーカーの社長に依頼して来たことが実現することになりました。

ご当人は本業の車椅子作りに超多忙なので、来月初頭のゴールデンウイークの休業期間ならば渡比できるとのことで、その機を逃さないことにしたのです。飛行機代は平常時の2倍になるのは覚悟の上のことです。

発展途上国では子供用車椅子は殆ど皆無に近く、また、一般の車椅子ですら入手が不可能な家庭が極めて多いのです。私が長年の関わりを持つフィリピンも例外ではありません。私の所属するNPOでは毎年700〜800台の子供用車椅子を集めて数カ国に送っていますが、フィリピンだけに全数を送っても全く足りない状況ですが、同国に割り当てられるのは毎年100台程度の寄贈ですから、それでは間に合わないと言いますか、焼け石に水の状況なのです。 [続きを読む...]