老老介護での体力消耗からの危機を脱して老婦人が帰宅しました

先日記載した老老介護を一人で背負い自分が実母よりも先に老衰の道を辿り始めたかと思われた高齢の長女が、私が紹介した整形外科医の診断と処置が的確であったお蔭で、元気を取り戻したのです。頭の重さを脊椎が支えられなくなって、頭が前に垂れ下がり胸に埋もれるようになる「変形性頸椎症(へんけいせいけいついしょう)」を起こしていたのです。

その人の居住する小都市の整形外科医院(3か所)では、「老化現象であり治療方法がない」と言い放たれていたものを、私の知っている神奈川県相模原市の整形外科医に見てもらったところ、「老化の進行を止めて逆に戻すことはできないが、進行を鈍化させ、頭を肩の上に戻すことは出来る」と言って、首枕を使わせ、筋力アップのリハビリを開始させることにより、その女性は見違えるばかりに生気を取り戻したのです。

初診から1か月余の静養とリハビリを経て、その患者が実家に残して来た夫君と孫と介護し得て鵜に預けられた実母のもとに帰って行きました。今後の再発が懸念されるのですが、その回避は一に懸かって、今までこの長女に委ね放しにしていた被介護の実母と家族の世話の負荷を、同居の家族と別居の子ども達が、どれだけ分担することになるのかが決め手になるはずです。

私も家族介護の経験から、彼等が進んで家事と介護の負荷をそれらの家族が分担することがないならば、再び、その老婦人は病気を再発して、再び、老化と老衰の症状を目立って進行させるはずであると進言させてもらいました。幸いにも、私の近所に居住する彼女の2人の妹たちは、「自分たちも実母の介護を応援するために、隔週で実家を訪ねる」と約束しました。

そこで私からは、「若し、家族から十分な協力を得られず、それ故に自身の体力の消耗が再発して来たと感じる場合には、遠慮せずに、横浜在住の妹のところに戻って来るように」ともアドバイスしました。その場合には、更なる対策を一緒に考えさせてもらうことを約束しました。

今回、知人の家族に降り掛かった老老介護の挫折の実例は、私を再び高齢者介護の現実に引き戻しました。今後の成り行きをしっかりと見守り、再び、この面での社会貢献をさせてもらう機会が得られるかもしれないと思っています。

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