介護施設や病院などでの虐待行為を撲滅するのは永遠の課題???

最近、病院や介護施設や障害者支援団体における職員による虐待行為の報道が増加して来ているように思えるのですが、そうした印象を抱いているのは私だけでしょうか。

何年経っても虐待行為の事実がマスメディアの報道に取り上げられるのですから永遠に無くならないように思えてなりません。将に、永遠の課題となり解消不可能になりかねないのです。

そう云えば、家庭内での若者や子供が親を殺害したという報道も目立って多くなって来ているようにも思います。

自分自身の精神状態が正常であるのか否かにさえ自信が持てなくなって来ている昨今ですから、他人のことを論評するのは不適切かもしれないと思いながらも、やはり、このことを話さずにはいられません。

というのは、ストレスの多い社会、殊に、職が見つけにくい、見付けられても、満足できる収入を得られる職など一般人には殆ど無縁であるかの「益々世知辛い社会になって来ている昨今」ですから、とかく人々が精神的に苛立っていて心に余裕のある人が少なくなって来ています。家庭内でも施設でも団体でも、人々が暴力的になり、身体的に、或いは、精神的に他人を傷つけてしまうケースが増えて来ているのではないかと、推測しているのですが、他の人々はどう思われているのでしょうか。

人が暴力を振るうことを敢えて肯定したり、暴力がなくならないから諦めろという積りはないのですが、「人々が暴力的に振る舞うことが増えて来ている」という自覚を持って、個人個人が他の人に接するようにすることが大切であると思うのです。そう言えば、最近の朝ドラでも映画でもドラマでも、登場人物が怒鳴っている場面が多くなって来ていますから、確かに、それが今の世相なのです。

これを言い換えるのに極論してしまいますと、「こういう世相から、多くの人々が精神的に病みやすくなって来るとか来ている」とも言えます。ですから、一時的であっても、人々が精神的に病むことが増えているのです。

介護施設や障害者施設や病院などに職員の虐待行為が増えているのも、職員自身が精神的に病んでしまい易くなって来ているとも言えるのではないかと思うのです。即ち、虐待行為をする人自身は精神的に病んでしまっているのです。

そうした施設での職員による虐待行為は許されるものではないので「厳に撲滅すべきである」と言われて久しいです。私が一時、神奈川県の介護施設や障害者施設そして保育所等々の運営についての第三者評価に積極的に参加していた頃、もう、10年近くにもなるのですが、そのころから既に虐待行為は禁止項目の代表的な事例だったのです。

その存在が、今でも盛んに社会問題になるという理由が理解できないのです。そこで、私が思い始めた理由付けが、「社会の多くの人々が精神的に病みやすくなって来ている」という発想です。

勿論、「だから虐待行為は仕方がない」と云おうとしているのではなく、「撲滅することが益々困難になってしまうような一般社会情勢が存在していることをシッカリと認識して・・・」、然るべく、対策が、即ち、従来の考え方を見直して、より賢い対応策が講じられるようにせねばならないと思うのです。

介護施設や病院などの高齢者や病人や障害者に優しくするだけでなく、施設や病院の職員の働く職場とか、社会生活の中での「社会人全員が優しさとか他人への思い遣りとか忍耐強さを備えることが大切なのだ」という認識を高める運動とか呼び掛けが意識的に始められなくてはならないように思っているのです。

昨今盛んに日本人の特徴として、「お・も・て・な・し」が外国人観光客などに向けて強調される傾向が出て来ていますが、そういう 「お・も・て・な・し」の気持ちの前に、先ず、私達日本人には、他人への「お・も・い・や・り」の気持ちがあるのですが、この「お・も・い・や・り」の気持ちを、家族や周囲の人々に対して抱くこと、発揮することが、社会的なニーズとして、大切になって来ていることが強調されるべきであるように感じてなりません。

こうしたことは、私たち日本人は幼い時期とか学童期から、親や先生から教えられて来たことですが、今こそ、その実践の必要性が見直され、唱え直されなくてはないらないでしょう。

「先ず、日本人同士に、、『お・も・い・や・り』の心と行動が向けられる」ことから始めねばならなくなっているのです。そして初めて、我が国への来訪者に、しっかりとした「お・も・て・な・し」ができるのです。商業主義的なうわべだけの「お・も・て・な・し」では意味がないのです。

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