子供用車椅子メーカーの社長とゴールデンウイーク中の渡比を決めました

私は先の2月に渡比して現地に寄贈して使い古された子供用車椅子を清掃・整備する体制を作り上げましたが、最終検査工程を専門家の手によってしっかりと確立したいので、是非とも現地に出向いて担当者を指導して欲しいと、かねてからNPOの理事である子供用車椅子のメーカーの社長に依頼して来たことが実現することになりました。

ご当人は本業の車椅子作りに超多忙なので、来月初頭のゴールデンウイークの休業期間ならば渡比できるとのことで、その機を逃さないことにしたのです。飛行機代は平常時の2倍になるのは覚悟の上のことです。

発展途上国では子供用車椅子は殆ど皆無に近く、また、一般の車椅子ですら入手が不可能な家庭が極めて多いのです。私が長年の関わりを持つフィリピンも例外ではありません。私の所属するNPOでは毎年700〜800台の子供用車椅子を集めて数カ国に送っていますが、フィリピンだけに全数を送っても全く足りない状況ですが、同国に割り当てられるのは毎年100台程度の寄贈ですから、それでは間に合わないと言いますか、焼け石に水の状況なのです。

そこで、少しでも多くの肢体障害児に車椅子を使ってもらう方策として、子供用車椅子が3〜5年間使われると使用者の身体の成長の結果として車椅子が小さくなり過ぎて使い勝手が悪くなりやがては身体に合わなくなるという事情に注目して、より大きめの車椅子を提供して、代わりに、肢体に合わなくなった車椅子を返却してもらって、現地で清掃・整備・再生をして、それを別の肢体障害児の使用に供するという、リサイクル体制を作ることを思い立ち、それを実現したのです。

日本で粗大ゴミ化した車椅子を海外に送って、現地の肢体不自由児に一回限りの使用に供するのでは、その地で容易に再度粗大ゴミ化するだけなので、それを回避できるようにする上に、同じ車椅子が3〜4回再使用を繰り返すことになれば、それだけ多くの肢体不自由児とその家族の生活を楽にする訳ですから、上記の車椅子のメーカーの社長がそれを大いに評価してくれ、自らが現地に出向いて、現地でのリサイクル体制を確認し、その運営に参加する人々の技能の育成を応援してくれることになったのです。

せっかくのゴールデンウイークの貴重な休みを費やしてくれるので、勿論、私も喜んで自費参加して手伝うことにしています。

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