かなり過密な予定を消化してマニラから帰国したところです

3日からの3泊4日の日程でしたが、連日朝8時にホテルを出発して夜10時ごろまで車椅子の問題や課題に取り組むことができました。初日は現地に午後8時ごろに到着しましたので、2日目からが活動となりました。

訪問の目的である子供用車椅子が使用されている状況、現地で使用済みの車椅子の状態、それらを清掃・修理・再生する技能講習を第2日目と3日目に行いました。

まず、午前8時にホテル発。9時に現地での整備・再生作業上での作業についての講習会を開始。昼食を含んで午後3時過ぎまで継続。折からの悪名高い交通渋滞を押して午後4時半ごろに現地パートナーである財団の本部事務所で打合せ。6時半から財団の会長と会食。会長宅に立ち寄った後に9時半ごろにホテルに帰りました。

翌日も、午前8時にホテル発。当日は車椅子の寄贈相手の障害者施設、3箇所を訪問し、寄贈済みの車椅子の状態を点検。使用上の問題点、日常管理上の問題点、寄贈社側としての当会での要配慮課題などを抽出し、理解を深めました。

3日目は帰国日でしたが、私以外の二人の役員にとって初めてのフィリピン訪問でしたから、午前9時から2時間半を使って、2箇所の自転車と部品の販売店を訪問し、タイヤや車輪など補修部品の現地調達の可否を調査しました。そして、太平洋戦中の比国陸海の激戦での米比軍人数万人が埋葬されているユニークな合同墓地とスペイン占領下で建てられカトリック協会内に保存されている珍しい竹製パイプオルガンを拝観をしてもらってから、マニラ空港から帰国の途に着きました。

訪問した上記の施設は、先ず、肢体障害者の大多数が社員と役員であるというフィリピンでの最大の車椅子メーカーでしたが、車椅子以外にも収入を得るために、学校と薬品会社から受注している木製の学習机と椅子や薬の袋詰めなどの手作業の仕事をしていました。車椅子の製造場所での作業内容や機会などは車椅子製造会社社長の理事が細かく見られていました。

次に訪問したのはCBR(Community-Based-Rehabilitation)施設で、土曜日であるのに、5組の障害児家族が待っていてくれて、学習の様子や車椅子の使用状況を観ました。タイヤの空気抜けの例は、全て、日常管理がされていなかったことが原因でした。

3番目に訪問した施設は、所謂、孤児院であり、高齢者を含めて616人が収容されているとのことでした。政府系の公的施設の例に漏れず、生活環境はあまり良くないところです。受ける車椅子の寄贈は多いが、孤児10名に担当職員1名の配備となっていて、車椅子の維持管理に手が回らないのも事実です。

3施設の状況から判断すると、タイヤから空気が抜けている原因は、例外なく、虫ゴムの劣化と溶解であり、熱帯気候がそれを早めたものと推測できます。この時期に全ての車椅子を対象とする虫ゴム交換を施すべきであると確信しました。2つの車椅子のタイヤの外側のゴムが摩耗しているので、それらの交換が必要であると確信しました。

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