スマホは高学年の小学生の勉学に大きな害を及ぼします

成人層の人々の生活姿勢に大きな変化を及ぼしているスマホの人類への浸透ぶりが顕著ですから、すでに、この害が10代の学生に及ぼしていることは十二分に想像できます。それが、スマホを買い与えられる小学生の高学年(10歳以上)にも及び始めていますから、彼らの親の注意力と見識が発揮されないと、人類の将来に大変な暗雲が覆い始めるのではないかと、この老人は憂慮し始めています。

昨日のYMCAでの英語教室で観察した感想ですが、夏休みを終えて教室に戻ってきたら生徒の勉学姿勢が極めて怠惰な方向に傾斜していることに驚愕させられたからです。

とにかく生徒達の授業中の注意力が散漫になって来たのです。先生の言っていることに真面目に耳を傾けられていない。教科書を読むことを自分に命じられたら、その時だけ、その指示に応じるだけて、それが終わると、膝の上でスマホをいじり出すのです。先生の言っていることをマトモに聴いていません。ゲームに興じたり、別の何かの画像に注意を注いでしまい、他の学生の読んでいる内容やそれに関連する先生の話なども完全に無視する状況でした。

そうしたよそ見を先生が注意すると、その時だけスマホから目を離すだけで、先生が本論に戻るとすぐにスマホに目を戻す。「スマホを机の下に置け」とか「カバンの中に戻せ」と言われた時だけ戻すが、すぐに、また、スマホを取り出すなど・・・ その悪い、新たな癖が止みませんでした。

私は、とうとう居たたまれなくなってしまい、中間の5分の休み時間中に席を離れて、副校長の所に会いに行って実情を訴えました。「学校の幹部達が無関心なままこの事態を放置しては、先生が可哀想です」「これは、当学では小学生の高学年だけに起こり始めた問題ですが、先生の生徒に対する躾にだけ期待していたら、問題は解決しないし、学力低下に繋がります。学習成果が上がるはずがありません」「学校として、生徒の両親を巻き込むようにまでしないと、最終的に、学習成果の上がって来ないことに、親達から学校が責められることになりますよ」

そうすると副校長の行動は早かったです。即刻、問題の起こっている教室、すなわち、私が応援している教室に出かけて行った時は、中休みが終わるところで、生徒に対して、「スマホの使用を授業中は禁止する。これがこの学校の方針である。このことはすぐに君らの両親に伝えて了解を取るので、今この時から、スマホの使用を禁止するから了解してくれ」と全員に申し渡してくれました。

私は、「最近、スマホを操作したり、見ながら、自転車や自動車を運転してしまい、大きな事故を起こしているでしょう。授業中に先生の言っていることを聞かないでスマホを見たり操作することは、同じような問題を起こすことになります。あなた方のしようとしていることは麻薬にかかって毒されると同じことです。授業中は、先生の言われることに集中してくださいね」と補足説明をしました。

今日、私が観察したことは、YMCAでは、スマホを親の了解のもとで使い始める10歳ぐらい以上の児童にのみに起こり始めたことでしょう。教務課の事務所職員が、「私たちが全く感知していなかったことを知らせていただいて、有難うございます」と反応したくらいですから、教室の現場を確認することをほとんどしない彼らは、こうした問題の存在に気づかず、そして、対策すら思いつかなかったようでした。おそらく、一般の学校であれば、彼ら以上の年齢の生徒や学生に既に起こり始めたか、起こっていることでしょうから、悩まされている先生や教師を支援する対策、即ち、学校内でのスマホの使用を禁止したりの新規則が当たり前になって来ているだろうと容易に想像がつきます。

これは、中学生、高校生、大学生、一般社会人にも蔓延しつつある問題なのです。将に、人類全体に蔓延して行く麻薬的な新しい問題であり新現象でしょう。彼ら、大人の世界に属して行く人々には、別にも沢山の誘惑がありますから、それの選択とか回避とか防御策は彼らの自己責任で処理せねばならないのは世の常です。彼らの所属する団体では、それなりに独自の対策とか禁止策を実行するのでしょうが、10歳前後の幼年児童に対しては、学校や保護者が、早急に規制を強化しないと深刻な問題を助長することになるでしょう。

とにかく、この問題に、どのようにYMCAが対応して行くのか、祈る気持ちで見守って行くことになります。

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