原発の廃炉作業への外国人技能者の雇用に大きな疑問を抱いています

一週間前に福島原発の廃炉の現場作業に外国人技能者を受け入れるという東京電力の方針決定が報道されました。以来、スッキリしない気持ちを抱いて来たのですが、この際、やはり、「それはあってはならない」という私の気持ちを述べておかないといけないとの思いが強くなりました。

十分な数の人手が確保できないという事情と日本人技能者よりも低賃金で雇用したいという気持ちは一般企業家の考えであることは理解していても、このような危険であり、倫理的にも大いに疑問の沸く仕事に、敢えて、外国人を雇いたいという企業の私欲を認めて良いと私は思えないのです。

日本国民や日本企業が起こした原発事故の処理に従事する作業には放射能被爆が避けられなはずであり、そうした作業に外国人を招き入れようという積極姿勢を外国に示すことは正しくないと考えるからです。

法的な最低賃金水準に近い雇用機会を複数で掴まざるを得ない労働者が急増しているという我が国の異常な雇用実態の中で、一向に人手不足が解消されず、逆に加速しているから、その対策として外国人特定技能者の受け入れ政策が拡大されて行くとの解釈が為される訳で、それが原発の廃炉作業にも適用できるようにしたいという発想まで生んだのでしょう。

しかし、極めて危険な原発の廃炉作業に外国人労働者を有資格者として訓練してまで受け入れるのが、わが国として正しいとは、私には思えないのです。

たとえ企業が望んでも、それを公に政府が許可しては他国から是認されないのではないか、正常な感覚を有するならば、それを許さないのが、日本国の誇りであり意地であるべきだろうと信じるのですが、如何でしょうか・・・・ そういう危険な作業に外国人労働者を招き入れないという発想が現政権に存在しないのは、我が国にとっては誠に不幸なことだとさえ思うのです。

Comments

この記事に対するコメントを残す