絶滅危惧種になったメダカの稚魚を買うことができました

と言っても、養殖メダカの稚魚でして、田んぼや川に生息する天然メダカではないのです。絶滅危惧に追い込まれたのは天然メダカでして、この世の中、私たち平民が手にするのはほとんどが養殖メダカでしょう。

私はそれらを10匹ほど近所の金魚屋やホームセンターの観賞魚売り場で買って来て毎年この時期に産卵させ孵化させて楽しんで来ました。そこでの最大の教訓は、第一に産卵・孵化の後の飼育の過程で生存率の極めて低いこと、第二に2度の冬越しを経験させると20尾前後のメダカが成魚となり産卵期を迎えること、第三に生存して来た兄弟や親子の間で交配すると奇形やき弱な子孫が生まれる率が上昇するので、途中で、別のメダカを買い足して混在させることなどですが、何と言っても最大の楽しみは、そうした過程を通して、生命の誕生と成長過程での観察から得る自然の営みの様子と命の尊厳に触れることであり、そうすると、途中で死んでしまう生体を粗末にできなくなって相応に埋葬する習慣が定着してしまいます。

実は、私のところでは、同じことが、並行して飼っている駄物の金魚にも起こっています。

ところがここ2〜3年のことですが、私が加齢のせいでしょうかモノグサになって来ていて、特に、水質の管理を怠ってしまうことを繰り返してしまっていました。昨年の夏の猛暑で、水面から吸収された太陽の光の熱が魚の耐えられる限度を超える温度のお湯を作ってしまったり、それで水を腐らせてしまったのです。昨夏は、せっかく次の越冬を終えれば、再度、産卵期を迎えるという期待を消し去りました。生魚となる予定だったメダカ約30尾と出目金3尾が死体となって浮かんでしまった姿を見ル事になり参りました。

それでも私は懲りずに今年も、10尾の小さな稚魚のメダカを買ってしまい、生存中の5尾の赤色の駄物の金魚と2尾の黒出目金の世話を始めています。

実は、今日買ったメダカは、3箇所の金魚の店を訪ねて、ようやく、見つけたものです。今年は、既述の絶滅危惧の報道のせいか、メダカを売っている店がなかなか見つからなかったのです。出回る季節が到来していないのかもしれないのですが、ある店で布袋草を買ったところで、「金魚を孵化させると楽しいね」と応対してくれました。もしかしたら、孵化マニアが買い始めているのかもしれませんが、とにかく、メダカが売られているところが減っているみたいです。今日ようやく見つけて買った店の店員が、「メダカは、直ぐに売り切れてしまいますよ」と言っていました。そんな世相の中、ある意味では、私はラッキーだったのかもしれません。

添付の写真は、最初が、20cm四方の陶器の小型の容器に今日買って来たメダカ10尾を収納したもので(その写真にカーソルを合わせてクリックすると成魚になっていないメダカを見ていただけます)、その右のガラスの水槽に棲むのが黒出目金と赤色の金魚各2匹、最後が拙宅の庭の地中に埋めた陶器の火鉢に棲む体長15cm前後の成魚3匹でして夫々の容器に布袋草を浮かばせていて、私は、いつ産卵が始まるのかと、楽しみに待っています。(先日入手した布袋草が成長しています)

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