物忘れをしばしばしまして大丈夫だろうかと思うことがあります

 当地のカナダ人から、「お前は自分の歳を気にして謙遜し過ぎる。今度また、「歳だから出来ないとか遠慮すると言ったら、その都度25セント(20円)罰金を取るぞ」と言われています。それは毎週金曜日に英作文の基本をコーチしてくれている先生方です。「お前はどう見たって50歳代にしか見えないのだから、歳だ歳だと言うのが不自然なのだよ。気力もシッカリしているから、歳を意識して自分を他人から遠ざけてはいけない」というのです。「なるほど、そうかもしれない」と思い始めたら、昨日また忘れ物をしてしまいました。

 それは、パソコンで作成した作文等の記録を保管しているUSBメモリーというデバイスをしばしば大学の図書館やパソコンルームで使い終えたパソコンに差し込んだまま席を立ってしまい置き忘れるのです。それに直ぐに気付けば取り戻して事なきを得るのですが、下宿先にまで帰宅して、いざ勉強を再開しようと思って、忘れて来たことに気付くから始末が悪いのです。図書館やパソコンルームが閉まる前なら取り戻せますが、そうでなければ翌日にしか探しに行けません。

 助かるのは、下宿が大学から徒歩で12~13分ぐらいの所にあるので直ぐに大学に戻ることができます。昨日は図書館のパソコンを使ってほぼ完成した宿題で、今日提出期限となっていたものを納めたメモリーデバイスを忘れました。図書館のパソコンに差したまま帰宅してしまったのです。これで、下宿先から大学に取り戻しに行くのが3回目だったのです。家主が夕食を6時半に出してくれて一緒に食べるのが習慣になっているので、昨日は「それに20分ほど間に合わない」と電話で告げた後に、起こしてしまった失敗だったのです。プリントアウトの手配をしてプリンター室から戻ってパソコンを閉じた際に、急いで帰宅することばかりに気を取られてしまい、メモリーデバイスを抜き取らずにその場を立ち去りました。

 待ってくれていた家主と一緒に夕食を終えて、やおら自室で続きの作業をしようとして、メモリーを忘れて来たことに気付きました。8時ごろのことです。大学の図書館は午後9時まで開いていますので、雨の中を小走りに歩いて例のパソコンに辿り着いたら、そのメモリーデバイスが取り外されていて見当たりません。ウロチョロしていたら隣でパソコンの操作をしていた学生さんが「メモリーだったら図書館員に渡しましたよ」と教えてくれて一安心。結局は、忘れ物を集中管理している守衛室から取り戻すことができました。そうしたら、「このメモリは先日忘れたものと同じだね」と笑われてしまいました。そうなのです。10日ほど前にも同じ失敗をしているのです。「忘れるなよ、忘れるなよ」と自分に言い聞かせているはずなのに同じ失敗をしてしまうのです。

 これって、明らかな老化現象ですね。昨日も雨の中を歩きながら、「こんなに忘れっぽくなってしまったら、やはり外国での勉強には向いていないのかもしれないなあ」と自信をなくしました。大学だから、学生達が同じ立場で理解してくれるので、他人のメモリーをネコババしようとしないで、遺失物として届けてくれます。それだって確かなことではありません。2ヶ月ほど前に少しばかり大事にしていた愛用のボールペンをネコババされましたから・・・。 今度また注意を怠って置き忘れたら、本当に出て来なくて、大切な宿題等の未完成のものを失う危険性があります。

 そうしたら、今日、同じことで困っている人に会いました。歴史の授業の始める前に担当教授がパソコンにメモリーデバイスを差し込もうとしてポケットを探って手にしたものが、大きな目印のマスコット人形がつながっているメモリーデバイスでした。それに自分で気付かれて、「最近これをしばしば見失うのでね・・・」と言っていました。誰でもする物忘れなのだったら、少しは安心出来そうです。

 こういうことを日本に居る妻が知ったら、「直ぐに帰国しなさいよ」と言われてしまいそうな気がします。何とか、このメモリーデバイスの忘れ癖を再発させない工夫を考えることにします。先ず、その「考えること」を忘れないようにせねばなりません

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